26年の実績を持つ元CAが教える「たった3秒で心をつかむ術」
◼︎“言葉の種まき”は簡単で誰にでもできる
「そんなことで?」と思われるかもしれません。
しかし、言葉の種まきを浸透させた結果、著者のところにも「お客様のことをいつも考えるようになった」「スタッフ同士も声をかけやすくなった」「仕事の相談がしやすくなった」「イライラしなくなった。仕事が楽しくなった」などの報告が数多く届いたといいます。
しかも魅力は、簡単で、いつでも誰にでもできるところ。なのに効果は絶大で、相手にも自分にも、心にプラス効果が生まれるのだそうです。
◼名刺交換のときにも“言葉の種まき”を!
そして著者によれば、初対面で緊張感のある名刺交換時には、言葉の種まきが効果的。その場の緊張感をほぐすには、こちらから質問の言葉の種を蒔くといいそうです。
秘訣は、名刺のなかにある情報から質問をすること!
「珍しいお名前ですね。
なんとお読みするのですか?」
「ご出身はどちらですか」
たとえば出身地から名産やグルメ情報に広げれば、会話が広がっていくということ。また、会社の情報から種を見つけることも可能。住所も、その地名にまつわる話につなげられるわけです。(第1章「ひと手間の『言葉の種』が、人間関係を良好にする」