長寿の秘訣!病気になりにくくなる「あたため睡眠」15のルール
『100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方』(大谷 憲、片平健一郎著、あさ出版)というタイトルは「お年寄り向け」をイメージさせるかもしれませんが、決してそうではありません。
「あなたが、いかに健康で楽しい人生を送り、苦しまない最期を迎えられるかは、『眠り方』にかかっています」
「はじめに」に書かれている上記のフレーズからもわかるように、年齢にかかわらず、眠り方はとても重要だということ。眠り方を変えれば、最期まで自分らしく、健康な毎日を送ることが可能だという考え方です。
◼著名人も認める「あたため睡眠」︎
そして、それを実現するための方法として著者が本書で進めているのが「あたため睡眠」。体温を上げる睡眠が「長寿の秘訣」だとは、シンプルすぎる気もします。
ところがその効果は絶大で、アントニオ猪木さんや女優の吉井玲さんなど、健康を気づかう各界の著名人からも評価されているのだそうです。
でも、なぜ体温が高いほど長寿になれるのでしょうか?答えはシンプル。体温を上げると、免疫力が上がって病気になりにくくなるから。
睡眠中、人間の体温は1~1.5℃低下するもの。つまり充分な睡眠をとっていても、就寝中はからだの免疫力が落ち、病気にかかりやすい状態になるということ。