週5時間半も女性は「自撮り」に時間をかけていることが明らかに
って驚きませんか?でも、そうとも言えないようなのです。
■自分を表現する手段としての“自撮り”
調査を行ったのは化粧品など美容関連オンライン・ショップのイギリス最大手『feelunique.com』。そのスタッフで今回の調査を担当したハンズ氏は、その背景をこう分析します。
「現代の若い人たちにとって自撮りは、単に自分の美しさ、可愛らしさをアピールするというよりは、新しいアイデアやインスピレーションを共有する手段になってきています」
写真を共有するためのソーシャル・ネットワーク・サービスInstagramには、たくさんの自撮り写真がアップされます。
それらは最新のファッションやメイクをまとっていたり、背景とファッションの色やテイストを合わせたり、さらには画像加工を施したりと“作品”と言っていいほどよく練られています。
“自撮り”の流行は、高度なカメラ機能を持ったスマートフォンの普及やInstagramなど写真の発表が簡単にできるSNSの登場で、“作品”の撮影・発表がより身近になった結果、ともいえるのです。■「いいね!」を獲得したいという願望
さらに調査では、“自分への自信”の度合いとSNSを通した“他者の評価”とが深く結びついている若い世代の傾向も明らかになっています。