こんな条件なら即辞めたい!ブラック企業の厳しすぎるルール5つ
しかし『USA TODAY』は、これを「悪しきルール」と断じています。店側が消費者にだまされる原因になっているというのです。中には、あくどい返品希望をする消費者もいそうですよね。
実際、こうした詐欺行為によるアメリカ全土での損失は、昨年1年間だけで110億円。この損失が会社の利益を圧迫し、そのしわ寄せが従業員の給料削減を招いているとなれば、“悪しきルール”と言えるでしょう。
■4:ISS「金属探知機を通る25分間は無給」
4つ目は、人材派遣会社インテグリティ・スタッフィング・ソリューションズ(ISS)のルールです。この会社は、インターネット通販大手『アマゾン・ドット・コム』管連の倉庫で働くスタッフの採用・管理を代行しています。
ISSの倉庫では、商品の盗難防止のため業務の終わりにスタッフ全員に金属探知器を通るよう義務付けています。
毎日通るときに25分程度を要しますが、この時間には賃金が発生していないのです!
それで、この件は裁判に発展したものの、「金属探知器のプロセスは直接の業務ではないので企業側は賃金を払う必要がない」という企業側に立った結論に落ち着きました。
■5:ABC「週末に休むと給料4万円以上カット」