学歴も性別も関係なし!実はどんな組織にも「エースが2%いる」
『2%のエース思考 – あなたはいつまで「同期」の中に埋もれているのか?』(小杉俊哉著、ワニブックス)の著者は、長年にわたり多くの企業で次世代リーダー研修、キャリア開発研修などを行なってきたという人物。
そして、数万人もの優秀な企業人と接してきた結果、ある気づきを得たそうです。それは、企業内には一定の割合で「紛れもなくエースだ」と思えるような人たちがいたこと。
■エースの割合は50人にひとり!
そんなエースの割合は、50人にひとりほど。たとえば企業で50人の社員研修を行なうと、そのなかにエースがひとりいるというわけです。あくまで実感値だそうですが、なんとなくわかるような気はします。
接してきたのは、自身が所属していたNEC、マッキンゼー、ユニデン、アップルに加え、電機メーカー、自動車メーカー、鉄道会社、航空会社、広告代理店、電力会社、ハウスメーカー、食品メーカー、証券会社、保険会社、都市銀行・地方銀行など多種多様。
その結果、わかったことがあるといいます。
それは、エースと呼ばれる人の基準が、同じ業界のライバル会社同士であっても驚くほど共通しているということ。そして、それは業種や職種が変わっても同様なのだそうです。