アメリカでは妊娠9ヶ月で出産!日本と海外で妊娠期間が違う理由
つまり、アメリカの最初の1ヶ月を6週間とするのは、妊娠していない2週間~プラス実際に受精した4週間が目安というわけ。そう考えると、日本の生理初日に妊娠開始とする数え方のほうがフライングです。
日本人は、何事もせっかちなのでしょうか。このことをズバリ「妊娠1日目は子作りした日ではありません」と説明することもあります。
アメリカの最後の9ヶ月目が6週間なのは、もう風習としかいいようがなく「最初が6週間だから、最後も6週間」みたいなノリです。
厳密に、「9ヶ月半で出産」という人もいます。フランスなどは受精後から数えるので、やはり日本より妊娠期間が少なく、妊娠9ヶ月~で出産です。
■映画『9ヶ月』という題名の謎も納得
ところで、ヒュー・グラント主演の映画で『9ヶ月』という映画をご存知でしょうか。
私たち日本人からすると、これは何だか中途半端な題名と感じますよね。
しかし、これは臨月のこと。アメリカ人なら「あぁ、臨月のことね」とピンとくる数字ですが、私達には題名だけでは何の映画か分からないですよね。実際に、映画の最後に可愛い赤ちゃんが産まれてきます。これなども数字に対する感覚が異なるからくるギャップです。