3人に2人が休まない!日本と大きく違うアメリカの「産休」事情
働く女性にとって妊娠・出産は大問題!出産当日と直後は物理的に仕事を休まなければいけません。また、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話はほぼ24時間体制。
昼も夜もなく、1時間おきに寝たり起きたりを繰り返す赤ちゃんへの授乳とおむつ替えで一日が終わります。この間、キャリアのほうは一旦停止とならざるを得ないですよね。
そこで頼りになるのが、国の産休・育児休暇制度。しかし、国によってびっくりするほど大きな違いがあったのです。
今回は、経済関連の情報を扱うアメリカのサイト『MarketWatch』を参考に、日本とアメリカの育児休業取得事情を見ていきましょう。
■アメリカ人の産休取得者は3人に1人!
このほど、ショッキングなアメリカの産休・育休事情が判明!フルタイム労働者の産休取得率は37%となり、減少に転じたのです。
アメリカの産休取得率は、1946~64年生まれのベビーブーム世代の平均が24%、1965~80年生まれの“X世代”の平均が35%、1981~96年生まれのミレニアル世代の平均が48%。
取得率は、時代を追うごとに増えていました。それが、直近の調査では再び“X世代”なみの水準に逆戻りしたのです。