1日は24時間じゃない!なんと7月に「24時間+1秒の日」が
よく、4年に1回やってくる2月29日、うるう年は話題になりますよね。でも、実は時間が増えたり減ったりするのは2月29日だけでないのです!
地球の自転速度が一定でないため、時間のズレを調整している“うるう秒”というのがあって、世界中で数年に一度程度、1秒増えたり、減ったりする日があります。
それが、今年の7月1日の午前9時なのです!
2月29日がカレンダーにしっかり表示されるように、その日には普段なら存在しない1秒がちゃんと存在します。今回は3年ぶりにある、このうるう秒についてお話しましょう。
■1秒増えれば1秒減る!
その1秒は、午前8時59分60秒です。普通なら8時59分59秒の1秒後は9時なのですが、この日に限っては、8時59分60秒が存在することになります。
ただ、うるう秒は増えるだけでなく、減らされるうるう秒も決められていて、その場合は23時59分59秒(協定世界時)の1秒が削除されるのです!
つまり、23時59分58秒の1秒後がいきなり24時になります。
こうして、世界ではひっそりと1秒の増減が行われているんですね。
だから1日は24時間なんていいますけど、本当は24時間1秒だったり、23時間59分59秒だったりする時があるんです。