良質なコンテンツ企画を生み出せるようになる「3つのステップ」
タイトルは読者を限定しているような印象がありますが、『経営者のためのウェブブランディングの教科書』(佐野彰彦著、幻冬舎)に書かれていることは、ウェブブランディングに関わる一般のビジネスパーソンでも応用できそうです。
なにしろ著者はこれまで、ウェブ制作会社の代表権アートディレクターとして、10年間で約250サイトを世に送り出してきたという人物。書かれていることが実践的なのです。
きょうはそのなかから、「企画の生み出し方」について書かれた部分を引き出してみたいと思います。
■コンテンツ企画の最強メソッド“3S6G法”
コンテンツはウェブサイトのクオリティを決定するものですが、著者はここで、ブランド戦略型ウェブサイトを構築するためのメソッド“3S6G法(サンエスロクジー法)”を紹介しています。
これは3 Step 6 Grouping法の略で、ウェブブランディングにおいて、最も重要なコンテンツ企画の具体的なワークフロー。コンテンツ企画とは、“ウェブサイトに掲載する内容そのものを計画する”ことです。
■コンテンツの種をつくる“3つのステップ”
3つのステップで“コンテンツの種”を創出し、その種を6つのグループに分類してコンテンツ化することで、クオリティの高いウェブサイトをつくることができるというもの。