なぜ「デイリーポータルZ」は面白い?親近感の正体は3つの近さ
ビリギャルの次は、“ビリサラ”の時代か!?
12年もの長きにわたり、おもしろ情報を独自の視点で発信し続ける人気ウェブサイト『デイリーポータルZ』の林雄司編集長が、『会社でビリのサラリーマンが1年でエリートになれるかもしれない話』を出版しました。
この本は帯もサイトと同じくゆるい感じで、「本書はビジネス書としても少しは役に立ちますが、どちらかというと脱力系のお笑い本です。」とあります。
というわけで、気構えず読んでみたところ、笑いの中にもビジネスシーンで役立つメソッドが随所にちりばめられていました!きょうはその中から、“3つの近さ”というメソッドをピックアップしたいと思います。
■おもしろさは“3つの近さ”に関係している!
林編集長は、「おもしろさは“近さ”なんじゃないかと思っている。」と言います。
おもしろい記事を書くには、読み手に“親近感”を持ってもらうことが大切で、この親近感を持ってもらうには、距離的・社会的・時間的といった3つの近さがポイントになるそうです。
そう聞くと、ライターがおもしろい記事を書こうとした時だけでなく、ビジネスマンにも役立つメソッドなのではないかと思いませんか?相手に親近感を抱かせれば、仕事はもっとやりやすくなるはずですから。