スカイツリーの4分の1も安い!東京タワーの切なすぎる誕生秘話
お金がないと、色々と困りますよね。とくに建築物の場合、勝手に減らされると影響が大きいです。そんな実例のひとつが、東京タワー。
そう、あの浜松町にそびえ立つ日本を代表する東京タワーです。
実は東京タワーはお金がないばっかりに、当初の建設予定よりも50メートル近く低く安く建設されたことをご存知ですか?
きょうは、東京タワーの世知辛い誕生秘話について詳しくお伝えしましょう。
■東京タワーは元々380メートルのはずだった
昭和32年のことです。テレビ局が続々と開局し、電波塔を建てようということになりました。
ただ建てるだけでなく。
当時、世界一だったエッフェル塔(高さ324メートル)より大きいものを作ろうとし、当初の計画は380メートルでした。
しかし、困ったことが起きました。
そう、お金です。資金難に陥り、高さ故の電波の乱れなども懸念され、約50メートルも低くされてしまいました。それが、現在の333メートルです。
よく見ると東京タワーは、下の方がなんか広がっていると思いませんか?あれは、もともと380メートルに耐えられるように下をしっかり設計した名残なのです。
■東京タワーの総工費はハリウッド映画1本分
東京タワーの建設期間は1年3ヶ月。