給食で残飯が4分の1に!食品廃棄物を減らす斬新なアイデア6つ
「食材をうっかり冷蔵庫の中で腐らせてしまった」「気がついたら消費期限切れだった」とか、そんな経験はありませんか?
世界中でも現在、すべての食品の3分の1、金額にしておよそ1兆円分が毎年、消費されることなく捨てられています。
一方、食品廃棄物を減らすことを目指した草の根の取り組みも各地で始まっています。今回は、環境問題に取り組む非営利団体『One Green Planet』の公式サイトを参考に、食品廃棄を減らす6つの取り組みをご紹介します。
■1:食品を“賞味期限”から救う――ボストンでの取り組み
保存食や発酵食品など、賞味期限が迫っていたり、超過していても食べられる食品ってありますよね。
ボストンにある非営利の食料品店『デイリーテーブル』は、賞味期限切れでも十分食べられる食品を、安い価格で販売しています。ここでは、消費者が本人の責任のもとで食品を安く買うことができ、食品廃棄物の削減に貢献しています。
■2:売れ残りをチャリティーに寄付――フランスでの取り組み
フランスでは、食品廃棄の問題に国全体で取り組み始めています。
実は、フランスでは売れ残った食品を販売してはいけないと法律で決まっています。