給食で残飯が4分の1に!食品廃棄物を減らす斬新なアイデア6つ
ホテルやレストランから出る生ゴミを堆肥として利用し、レジ袋の有料化を進め、市民のリサイクルもかなりルールが徹底しています。
また、市のプロジェクトで行う建築用資材はリサイクルのものだけを使用し、処分場に運ばれるゴミの80%をリサイクルに転換させています。
■6:NPO主導で貧困層に提供――ニューヨークでの取り組み
ニューヨーク市では、毎年130万トンの食品が処理場に送られる一方で、市民の20%が貧困に苦しんでいます。
あまった食品をホームレスなどに再配分する活動を行うNPO法人『シティーハーベスト』は、地元のレストランやスーパー、社員食堂や工場などと協力し、捨てられる運命にある60トンもの食料を毎日市内の500の施設に提供しています。
各地で行われている取り組み、いかがでしたか?
食品のムダを減らすことは、世界全体で取り組まなければならない問題です。生ゴミは処理される過程でメタンガスを排出しますが、このガスがなんと二酸化炭素の20倍もの温室効果を持っていると言われているのです。
ムダの削減は、一人ひとりがスーパーで買い物をするところからも始まります。まずは必要以上のものを買わないこと。