夏にエッフェル塔は伸びている?このトリックの意外な真相とは
パリのエッフェル塔は、フランス旅行をしたら一度は訪れたいスポット。日本の東京タワーは、このエッフェル塔を真似してつくられたともいわれます。
ところで、そのエッフェル塔が、手を加えているわけではないのに、毎年高さが変わることをご存知でしょうか。
■エッフェル塔が伸びる意外な真相
その理由は、ずばり“熱”。いや、熱というよりエッフェル塔が「鉄の塊だから」といった方が適切かもしれません。
日本でも、時折「真夏の暑さで線路がゆがみ……」などというニュースが流れますが、つまり鉄は、熱(温度)によって膨張したり縮んだりするのです。
だからエッフェル塔も、暑い夏は鉄が膨張して、全体で10数センチほど高さが伸びるということ。
324メートルもあるので、“ちりも積もれば山となる”ではありませんが、そんなことが起きるんですね。
これが、“エッフェル塔の高さが自然に変化する謎”の答えです。ちなみに当然のことながら、冬は逆に縮まることになります。
■東京タワーやスカイツリーも伸びる
324メートルのエッフェル塔が10数センチ伸びるなら、333メートルの東京タワー(こちらも鉄の塊)はどうなのでしょうか?
同じく「10数センチ」