言い方ひとつ!不満ばかりの相手に「使命感を与える」6つの言葉
「子どもがやる気にならなくて困っている」というお母さんにぜひ読んでいただきたいのが、きょうご紹介する『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』(飯山晄朗著、秀和システム)。
運動部のメンタルコーチを務めた実績を持ち、過去には名門私立高校野球部を半年で復活させて6年振りの甲子園へ導いたという著者が、経験を軸として子どもをやる気にさせる方法を紹介しているわけです。
ちなみに子どもだけでなく、ビジネスのシーンにも役立つメソッド満載。第3章「不満ばかり口にする子に使命感を与える6つの言い方」を見てみましょう。
■1:「自分のために」ではなく「誰かのためにがんばれ」
自分のためにがんばるのも悪くはないけれど、それだけだと限界が訪れるもの。辛くなったときに燃え尽きやすくなってしまうということです。
しかし「自分のため」だけではなく、「自分以外の誰かのため」にがんばっている子は、自分が辛いときにも粘れるものだといいます。
でも喜ばせたい人を決めれば、明確にイメージを描けるそうです。
■2:「諦めるな」ではなく「お前はエースだ」
人は自分を「エースだ」と思えばエースに育ち、「そこそこのレベルだ」