ブログが共感され募金が1700万円!9歳でも社会は変えられる
といわれてしまったのだとか。
■校長先生に世界中から反発が!
しかし、そもそもマーサさんがブログを始めたのは、「開発途上国の子どもたちに食糧を支援している慈善団体の募金集めに協力したい」という思いがあったから。
つまり給食の写真をブログに載せられなくなると、募金も集まらなくなるわけです。そこで、そのことを嘆く記事を書いたところ、校長の命令に対して多くの批判が寄せられることに。
そんなこともあり、学校側もマーサさんの主張を認めざるを得なくなったのだそうです。
そして結果的に、マーサさんが目標としていた7,000ポンド(約85万円)をはるかに超え、募金額はなんと12万6,701ポンド(約1,700万円)も集まることに。
マーサさんはこれを慈善団体に寄付し、アフリカのマラウイに学校給食の調理場が建設されることになったのだそうです。
■やり方次第で常識は変えられる
このエピソードは、学校という小さな組織で起こっているおかしな命令も、やり方次第で覆せるという事実を証明しています。
もちろんこのケースは策略的なものではなく偶然だったわけですが、そうにしても、納得できないことをネット上で公開すれば、社会という大きな枠組みのなかで共感者を得ることができるということ。