人体は完璧じゃない!健康な人666人中「659人」に異常が…
人類は長い年月をかけて進化してきました。現在の人類は、その進化の最新型ですよね。
しかし、それでも完璧とはいえないようで、医師のアリス・ロバーツ氏は、「ときにそれは、つぎはぎの布やガタガタする機械のようですらある」と語っています。
いったい、なぜ完璧とはいえないのでしょうか?
ロバーツ氏がイギリスの新聞『The Guardian』Web版に、いますぐ体中を検査したくなるような医学的コメントを投稿したのでご紹介します。
■人体は背骨のつくりに問題あり!
ロバーツ氏によると、特に問題があるのは背骨だそうです。「完璧に見えるが、実際は壊れるようにできているとしか思えない」とまでいっているのですから驚きです。
背骨は33の部品からできています。腰に近い部分はつながっており、5つは仙骨、4つは尾てい骨をつくっています。
仙骨より上の24の骨は分かれていて、それぞれが軟骨でつながっています。この軟骨はクッションの役割をしており、椎間板と呼ばれます。
椎間板は薄い層が何層も重なった構造。ちょうど玉ねぎのような感じです。
中心はゼリー状になっていて、より衝撃を吸収しやすくなっています。