くらし情報『生きるのが辛い10年も乗り越えられる「聖なるあきらめ」とは?』

生きるのが辛い10年も乗り越えられる「聖なるあきらめ」とは?

生きるのが辛い10年も乗り越えられる「聖なるあきらめ」とは?
“あきらめる”ということばに、後ろ向きなイメージを持っている人は少なくないのでは?

ところが、実はこのことばには、もともと2つの意味があるというのです。

ひとつはご想像どおりの、「投げ出す」「執着しない」という意味。そしてもうひとつが、「明らめる」。

見慣れない書き方ですが、この「明らめる」は、アラサー世代の女性がこれから上手に歳を重ね、幸せに生きていくためのキーワードになるかもしれないのです。

そのための方法が書かれているのが、今回ご紹介する『「聖なる明らめ」が人を成熟させる』(鈴木秀子著、アスコム)です。

■変えられないことには執着をしないことが大事!

明らめるは、仏教の世界のことばで、「ものごとを明らかにする」「真理に達する」「つまびらかにする」ということ。「あきらめる」には、こんな素敵な意味があるんですね。

そして著者は、このあきらめをすることで幸せに近づく行為を、親しみを込めて“聖なるあきらめ”と呼んでいます。


なぜならこれは、ポジティブで建設的で心が穏やかになるという、とてもよい意味でのあきらめだから。聖なるあきらめの第一歩は、まず現状を把握するために明らめること。

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