なんと週48時間以上は働けない国も!世界のビックリ残業代事情
長時間労働に慣れている私たち日本人にとって、残業はほとんど当たり前のもの。
でも一方で、安倍政権は新たな成長戦略として“残業代ゼロ法案”を出し、すでに閣議決定されています。
「施行されると、経営者が有利になるのではないか」「サービス残業までが合法化されるのではないか」などと問題視する人も少なくありません。
では、他の国ではどうなのでしょう。国によって、長時間残業する国もあれば、あまり残業しない国もありそうですよね。
そこで今回は、他国の残業事情は日本とくらべてどうなっているのか、イギリスの新聞『The Guardian』を中心に調べてみました。
■1:日本では残業の上限が月45時間までと決まっている
労働基準法では、週40時間を超える労働は、労使協定があれば残業と認められます。
その場合の残業代は、一般的には1時間につき、通常の労働時間の時給×1.25倍。
ただし残業は、月45時間までと決められています。
また、会社によっても規定は違いますし、管理職になると、残業が認められないケースもあります。それに来年「残業代ゼロ法案」が実施されると、日本人の働き方は相当変わるでしょう。