くらし情報『ポリオワクチンの完全接種をとWHO。南アジアのポリオ流行が世界に広がる危険性。』

2014年5月7日 10:00

ポリオワクチンの完全接種をとWHO。南アジアのポリオ流行が世界に広がる危険性。

パキスタンほか南アジアでポリオが流行中。画像はイメージです

パキスタンほか南アジアでポリオが流行中。画像はイメージです

手足の神経に麻痺を残すことで恐れられているポリオ(急性灰白髄炎)の患者が今、南アジアの国々で多数確認されていることを世界保健機関(WHO)が発表。ワクチンの接種を徹底するよう呼びかけられている。

1960年に大流行をみたものの、現在の日本では発症がほぼゼロというポリオという病気。急性灰白髄炎とも呼ばれ、ポリオウイルスに感染すると腸管で増殖し、最悪の場合は手足の運動麻痺が残り治療法はない。その対策としてウイルスの毒性を弱めた「生ポリオワクチン」が存在したが、日本では2012年9月からそれが中止となり、現在は毒性を持たない「不活化ポリオワクチン」の4回接種が行われている。ただし初めて受けたものが生ポリオワクチンであったり、不活化ポリオワクチンにも単独接種タイプや4種混合タイプがあることから、保護者の間で混乱や疑問が多いワクチンだと言われている。

このほど世界保健機関(WHO)はパキスタンでそのポリオが流行中だとして、この国および世界各国に向け、ポリオワクチンの接種を徹底するよう呼びかけた。世界における昨年のポリオ発症数417のうち5分の1がパキスタン人であったが、今年の発症数は現在までに74例で、パキスタン人はそのうち59人にもなる。

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