人気歌手ザ・ウィークエンドがこのほど6曲収録のEPをリリースした。ところがファンの間で「
セレーナ・ゴメスのことを歌っているのでは?」と話題になっていることを米芸能情報メディア『Entertainment Tonight』が伝えている。『マイ・ディアー・メランコリー』というEPのタイトルからして実に意味深。いったいどのような歌詞なのか…!?
ザ・ウィークエンドがいきなりリリースしたEP『マイ・ディアー・メランコリー(My Dear Melancholy)』。1. Call Out My Name2. Try Me3. Wasted Times4. I Was Never There(feat. Gesaffelstein)5. Hurt You(feat. Gesaffelstein)6. Privilegeの順で6曲が収録されている。タイトルにメランコリーとあるように歌詞はどれもなかなか重い。「ザ・ウィークエンドとは円満に別れたの」という
セレーナ・ゴメスの言葉に、「それ本当?」と疑いたくなるほどの切なさである。
交際はただ無駄な時間となってしまった―と嘆く“Wasted Times”。君の心のなかにはどうせ俺の居場所なんてなかったのさ―と嘆く“I Was Never There”。もうタイトルからして失恋の痛手を思わせる曲ばかりだ。また“Hurt You”では“アイツと一緒にいる時、目を閉じて俺のことを思い出すといい”“君に警告しているんだよ”“虚しさを埋めるために君は出会う男と次々に付き合ってしまうんだね”“もう俺と関わらないでくれ”と、フラれた男の典型的な恨み節をも感じさせる。
そして“Call Out My Name”。ここでザ・ウィークエンドは、“ひどく落ち込んでいる君を救い出してあげたよね”“君は俺に慰めを与えてくれた”“君に惚れたのは間違いだった”と歌っている。特に注目されるのが、“君を助けたくて俺は命を捧げたいとすら思ったよ。まぁ、俺は君にとってはただの「つなぎ彼氏」でしかなかったってことだよね”という部分である。ファンからは「彼もセレーナに腎臓を上げるつもりだったのでは」といった声も出ているようだ。
インスタグラムでは数週間前からスタジオで撮影された写真が増えていたザ・ウィークエンド。優れたシンガーソングライターにとって、大好きな相手にフラれて泣く経験は無くてはならない“芸の肥やし”そのもの。素敵な音楽をたくさん世に放つだろうと期待も大きい。セレーナへの怒りを歌うもよし、未練を歌うもよし、魂を歌に込め再びの求愛を叫ぶもよし、である。
昨年の秋に破局するまで10か月にわたりラブラブであったセレーナとザ・ウィークエンド。しかし関係に終止符を打ったセレーナは元カレの
ジャスティン・ビーバーとすぐに関係を復縁させ、「やっぱりジャスティンのことが忘れられなかったのだろう」「心の中では完全に二股」などと話題になっていた。
(TechinsightJapan編集部Joy横手)