2021年4月25日 23:00
「何か仕事がしたい…」41歳で出産を機に退職した私がまさかの開業
ところが、生徒は集まってきたのです。電車で2時間かけて、あるいは車で30分かけて、遠くから。
赤ちゃんを連れたママや、自由保育系の幼稚園に通っている子、「小さいころにピアノの先生が怖くて自分はやめてしまったが、子どもにはのびのび習わせたい」と言って子どもを連れてきた人もいます。ネットでわざわざ探して来てくれた人たちです。 気が付いたら、教室はすっかり軌道に乗っていました。
まとめ
私のピアノ教室は、もともと持っていたピアノ演奏の技術にママ友たちの視点が加わり、自分では思い付かなかった方向性で生まれたものです。ある意味ママ友たちとの合作ともいえる教室ですが、そのおかげで少子高齢化の進む地域での開業という壁を破ることができました。
最初は自分には何もできないと思っていました。
けれども人の輪に入っていき、ささいなことでもコミュニティーの役に立ってみると、人の目を通して新たな自分を発見することがあります。そうした積み重ねが思わぬ道をひらくこともある。そんな学びを得た経験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
おしりに違和感「何かある!」40代で痔持ち!恥ずかしくて受診できず解決策を模索する日々【体験談】