くらし情報『「マスクしていても苦しくない」は呼吸が浅い?肺呼吸で更年期症状を改善【医師監修】』

2021年7月21日 23:00

「マスクしていても苦しくない」は呼吸が浅い?肺呼吸で更年期症状を改善【医師監修】

(駒形先生)

肺呼吸は更年期症状にも効果が

「マスクしていても苦しくない」は呼吸が浅い?肺呼吸で更年期症状を改善【医師監修】


肺呼吸は、体内にしっかり酸素を届ける以外にも、更年期の女性にとってうれしい効果が期待できると言います。

「女性ホルモンは、脳の視床下部から脳下垂体へ、そして卵巣へと指令が伝えられ分泌されます。この視床下部には自律神経をコントロールする働きもあるため、更年期に女性ホルモンが急激に減少すると、司令部の視床下部にも影響し自律神経も乱れてしまいます。自律神経は全身に張り巡らされていますが、唯一、自分で動かしてコントロールできるのが横隔膜。横隔膜を肺呼吸で刺激することで自律神経を整えることができます」(駒形先生)

特に肺呼吸は「上に上がったものを下に下げる」効果が期待できるので、血流が脳の付近に集まることで起こりやすいホットフラッシュやイライラ・不安といった感情面の不調がある人は試してほしいとのことです。

さらに肺呼吸の効果を高める「横隔膜はがし」

「マスクしていても苦しくない」は呼吸が浅い?肺呼吸で更年期症状を改善【医師監修】


横隔膜はとても大事な器官ということはわかりましたが、そもそも横隔膜とはどこにあって、どんな働きをするのでしょうか。

「横隔膜とは、胸(胸腔)とおなか(腹腔)の境目をつくる膜状の筋肉のことで、肋骨の下縁に沿って位置しています。

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