2021年7月23日 23:00
がんをきっかけに自分を見直した。青木さやかさんインタビュー#2「でもという言葉は使わなくなりました」
安心して購入できる食材で和食中心の食事を心がける日々
――がんを患ってから、生活の中で心がけるようになったことを教えてください。
青木さん家での食事は比較的、気を付けるようにしています。近所のお友だちのすすめで酵素玄米炊飯器を買ったので、ご飯は酵素玄米です。それに味噌汁、ぬか漬け、梅干し、納豆といった程度のものが多いです。
――厳選された食材を使っているのでしょうか?
青木さん外で食べるときには気にしませんが、家で使うものは食材や調味料に気を配るようになったと思います。
――以前は食生活にそれほどこだわっていなかったのでしょうか?
青木さんこだわっていなかったと思います。例えば、調味料でも野菜でもお肉でも、それぞれに金額の差がありますよね。以前はその金額を安くしようと思っていましたけれど、今はそこにお金をかけようと思っています。
決して高いものがいいというわけではないのですが、食材費を抑える生活はやめました。今は食材や調味料などに一番、お金を使っているかもしれません。
――ご自身で納得のいく食材を買う、ということでしょうか?
青木さんそれもあるのですが、大切に育てられた野菜やお肉を、機嫌の良い方たちから買い、気分の良い状態で料理をして、楽しく会話しながら食べることを心がけています。