くらし情報『「え? 更年期症状と自律神経失調症って同じ?」自律神経はどう整える?【医師監修】』

2021年9月21日 23:05

「え? 更年期症状と自律神経失調症って同じ?」自律神経はどう整える?【医師監修】

「え? 更年期症状と自律神経失調症って同じ?」自律神経はどう整える?【医師監修】


「更年期症状」と検索すると、必ずといっていいほど出てくる自律神経というキーワード。そもそも自律神経とはどういうものなのでしょうか? 自律神経が乱れるとどうなるのか、更年期症状との違いについて、また、自律神経を整えるためにはどうすればいいのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。

そもそも自律神経とは?

「え? 更年期症状と自律神経失調症って同じ?」自律神経はどう整える?【医師監修】


自律神経と言われても臓器のように目に見えないし、どんな働きをしているのかイマイチわかりにくいのですが……。

「人間の体内には無数の神経があります。その中で内臓の働きなどを調整してくれるのが“ 自律神経 ”です。

自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、意思とは関係なく24時間働き続けています。昼間や活動しているときに活発になる“ 交感神経 ”と、夜間やリラックスしているときに活発になる “ 副交感神経 ” の2種類があります。

2種類の神経がどう作用するかによって、心や体の調子は変わります。交感神経が強く働くと、血圧が上がり、瞳孔が拡大して、心と体が興奮状態になります。一方、副交感神経が優位に働けば、血圧が下がり心拍数は減少。
瞳孔が収縮し、心と体が休んでいる状態になります」

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