くらし情報『室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1 』

2021年11月26日 02:55

室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1 

室井佑月さんインタビュー#1


テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。1回目の本日は、膵臓に見つかった腫瘍や当時の心境についてお話をうかがいました。

35歳のときに膵臓に腫瘍が見つかった

――室井さんはいつごろからご病気に悩まされるようになったのでしょうか。

室井さん最初の病気は35歳のときでした。その少し前に息子を連れて離婚したのですが、前の夫に「この家から出て行って欲しい」と言われてすごく傷ついたんですね。女の意地もあって「息子と二人で住める家を買おう!」と、月に60本の締め切りを抱えてがむしゃらに働いていたんです。忙しくて疲れがたまると、みぞおちのあたりに空気が差し込むような痛みを感じるようになり、「胃潰瘍かな?」と思っていました。


――病院は受診されたのでしょうか?

室井さん子どものころから体があまり丈夫ではなかったので、何か気になることがあるとすぐに病院で診てもらうようにしているんです。かかりつけの病院を受診したところ、「大きな病院で検査をしてもらったほうが良い」

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