2022年5月22日 13:10
「家族の絆も深まった」30年ぶりの再会、時を経て生きがいになったもの【体験談】
5歳から15歳のころまで習っていたピアノ。当時は練習するのがあまり好きではなく、気乗りしないまま10年間レッスンに通っていました。そして、結婚、出産、子育てを経験し46歳という年齢になった今、娘がきっかけとなり約30年ぶりにピアノに触れることになりました。
時を経て気持ちが変化し、昔は苦手だったピアノを弾くことが今の自分にとって楽しみや喜びになっていることに気が付いたのです。
習っていた当時は好きではなかったピアノ
3人きょうだいの末っ子だった私は、小中学生のころ、ピアノのほかに2つ習い事をさせてもらっていました。当時の私はピアノ以外の習い事のほうが楽しく、ピアノの練習はおざなりにしていました。発表会の時期だけ頑張って練習をし、なんとかその場をしのいでいたのです。それでも成長とともに上達はしたので、小中学校では式典のピアノ伴奏を任されることも。ですが、レッスンに行くのがどんどん苦手になってしまい、高校受験のタイミングでピアノをやめました。
それから約20年後、36歳で第一子を出産し子育てがスタート。末っ子だった私は兄2人に遊んでもらうことはあっても、下のきょうだいの遊び相手の経験がありませんでした。