くらし情報『40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】』

2022年5月13日 12:40

40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】

骨盤底筋もエストロゲンが減ることで緩み、臓器をしっかり支えられなくなります。排尿を司る臓器が安定しないことで頻尿や尿漏れが引き起こされるのです。

特にエストロゲンの減少が本格化する、閉経後の50代は顕著です。40代から頻尿や尿漏れが起きる人は出産ダメージも大きな要因です」(窪田先生)。

膀胱が硬くなることも要因
「もう1つ、エストロゲンが減ることで膀胱の組織が硬くなり、動きも衰えることも要因です。膀胱の弾力性や活性が落ちると、尿をためることができず、ちょっとたまるとトイレに行きたくなります。これを過活動膀胱といい、年を重ねるごとに症状が重くなっていきます」(窪田先生)。

受診の目安は?

40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】

老化と諦めず、少しでも悩んでいるなら早めに受診を
頻尿や尿漏れの症状があっても、老化や加齢だから仕方ない、と諦めている人がとても多いと窪田先生は言います。
「頻尿の定義は昼に1日8回以上、夜間頻尿は一晩で1回以上にトイレに行く、となっていますが、少しでも悩んでいるなら受診どき、と言えます。

もちろん生活習慣を改善したり、セルフケアを始めるのはとても良いことです。ただ、専門医なら一人ひとりの症状に合わせたアドバイスができます。

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