2022年5月5日 03:10
「え?余計な筋肉は腰痛や首痛の原因に!?」日常生活の中でおこなう運動が老化を予防【医師解説】
でも、普通の会社員の方は仕事でゴルフをするわけではありませんから、余計な筋肉をつける必要はないんです。
――余計な筋肉がつくと、体にはどのような弊害が生じるのでしょうか?
白澤先生筋肉が緊張し、関節が変形するので、腰痛や肩の痛み、首の痛みといった症状が表れます。
外での運動には神社やお寺の階段の昇り降りがおすすめ
――一般的には健康維持のための方法としてウォーキングが推奨されていますが、歩くことは問題ないでしょうか?
白澤先生歩くこと自体には問題はないです。ただ、靴には気を付けてください。というのも、くるぶしから下の部分の足には26個の骨があり、左右合わせて52個です。私たちの体全体の骨の数が250個ですから、そのうち5分の1の骨が足に集中していることになります。これは、くるぶしから下の足がそれだけ重要なパーツであるということに他なりません。
ですから、足の機能をしっかりと使えるような靴を履くことが大切です。
特にハイヒールや革靴は足の自然な動きを妨げてしまいますから、スニーカーのような歩きやすい靴で歩くことが大切です。
――歩くこと以外に先生のおすすめの運動がありましたら教えてください。