2022年6月13日 02:40
「肩凝りで受診してもOK?」更年期症状の1つでもある肩凝り、受診の目安は? 【医師監修】
肩凝りを防ぐには?
普段の姿勢を改善し、良い睡眠を取ることが大切
肩凝り予防のためには、普段の生活の中で改善できることをおこなっていくことが大切です。
<肩凝りの予防法・対処法>
・姿勢(巻き肩、猫背など)を改善する
・同じ姿勢を長く続けない
・良質な睡眠を取る
・肩を温めて筋肉の血行をよくし、疲労を取る
・適度な運動やストレッチ、体操をする
・入浴し、体を温める
・冷えを防ぐ(冷房対策、栄養バランスの取れた食生活)
・眼精疲労にも気を付け、目を休める
「パソコンやスマホの影響で肩が前に来ている方がとても多いです。しっかりと肩甲骨を寄せて胸を開き、耳の真下に肩がくる状態を維持するようにしましょう。
また肩凝りの予防・改善のためには、良い睡眠を取ることがとても重要です。人間は寝ている間に日中の活動で壊れた筋膜などを修復します。睡眠が短い、質が悪いと、壊れた部分を修復できないまま、蓄積していくのです」(中村先生)
肩凝り緩和のためにマッサージに通う方もいますが、有効なのでしょうか。
「マッサージをおこなうと血行がよくなるので、肩凝りの症状が緩和することがあります。ただ、強く押しすぎると筋肉の繊維が壊れてしまうことも。