くらし情報『閉経までのつらい症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?』

2020年12月28日 23:00

閉経までのつらい症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?

「どれも私に当てはまる!」「今スグしてほしい!」という方もいますが、毎月生理が来ている場合、基本的にホルモン補充療法はおこないません。

毎月生理が来ているということは、女性ホルモンが出ているということ。多少、量が減ってバランスを崩しているかもしれませんが補充するほどではないという判断になります。というのも、ホルモン補充療法は不正出血のほか、子宮体がんや乳がんの発症リスクを抑えながら慎重におこなう必要があるためです。子宮体がん、乳がんを経験している方や血液をサラサラにする薬を内服している人には原則禁止となります。また、家族や親族に体がん、乳がんを経験した方がいる場合は禁忌、または慎重投与となります。ホルモン補充療法を始めるには、
●生理が不定期であること
●卵巣機能の低下が検査で認められること
●更年期症状が強いこと
といった条件が必要です。更年期の症状があれば健康保険が適用されます。
薬は内服薬、貼り薬、塗り薬、腟剤と種類があり、種類と量によって違いますが、薬代は月に2,000~3,000円ほどになります。

ホルモン補充療法を始めるにはどうすればいい?

閉経までのつらい症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?


更年期症状をメインに診察しているクリニックに相談してみると良いでしょう。

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