くらし情報『【知って得する!保険の基本】学資保険の解約について』

2015年7月24日 00:00

【知って得する!保険の基本】学資保険の解約について

目次

・学資保険の魅力とリスク
・解約を避けるには
・具体的な資金計画
’学資保険の気になる関連情報’

学資保険の魅力とリスク

学資保険は貯蓄性の高い保険ですが、貯蓄とは違います。
どういうことかといいますと、預金や貯金の場合、元本割れすることはありませんが、学資保険では中途解約するとほぼ元本割れするということです。
「貯蓄性」という言葉の持つイメージから、学資保険は中途解約しても元本は保証されると誤解される方がたまにおられますが、それは間違いです。

せっかく子どもの教育費を、少しでも安全に増やしたいと考えて学資保険に加入したのに、元本より少なくなってしまっては、泣くに泣けません。
「学資保険の中途解約はNG」と肝に銘じておきましょう。

このように述べると、「そんなリスクがあるなら、学資保険より定期預金などの方がいいのでは」と、お考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それもある意味で誤解です。

学資保険は「保険」なのです。
つまり、契約者(親)に万一のことがあった場合、以後の保険料の支払いは免除され、契約時に約束された満期金は全額支払われます※1。定期預金にはそんな機能はありません。
親に万一のことがあった場合の保障もあり、しかも定期預金よりも有利な利回り※2で資金が増えていく、それが学資保険の魅力なのです。

解約を避けるには

それでは、絶対NGである解約を避けるためには、どのようなことに注意して学資保険に加入すればよいのでしょうか。

まずは、無理のない金額ではじめることが第一です。
具体的には、将来住宅を購入することになったり、次の子どもが誕生したりした場合でも、保険料の払い込みが続けられるような金額設定を考えましょう。

また、学資保険は子どもの年齢が上がると保険料がかなり上がります。
保険会社や商品によって異なりますので一概にはいえないのですが、満期金がおよそ300万円の学資保険に、30歳の父親を契約者にして加入すると仮定した場合、子どもが0歳のときに加入するのと5歳のときに加入するのとでは、5歳に加入したときの方が1カ月の保険料が5,000円以上高くなる場合が多いのです。

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