くらし情報『【知って得する!保険の基本】学資保険に入るのに最適な時期とは』

2015年7月24日 00:00

【知って得する!保険の基本】学資保険に入るのに最適な時期とは

目次

・親の年齢による保険料の差はあまりない
・学資保険が選ばれる隠れた理由とは
’学資保険を選ぶ際に押さえておきたいポイント!’

学資保険は、お子さまの教育費に備えるのに有効な貯蓄性の高い保険です。なかには、お子さまの医療保障を重視したタイプの学資保険もありますが、ここでは教育資金を備える目的の学資保険に絞ってお話をしたいと思います。

さて、学資保険に加入するにはいつがいいのでしょうか?
それは、お子さまが生まれたら早いほどよい、というのが一つの答えです。
現在販売されている学資保険には、お母さまが妊娠中に入れるものも珍しくありません(出産予定日の140日前から加入できる場合が多いです)。

親の年齢による保険料の差はあまりない

一般的に保険は、契約者の年齢が上がるほど保険料も上がっていきます。それは学資保険も同じです。けれども、学資保険の場合、例えば契約者(親)が25歳と30歳、30歳と35歳の場合で比べると、その差はたいしたことはありません。
満期保険金の額にもよりますが、満期金額が200万円から300万円ぐらいの一般的な学資保険ですと、その差は数十円からせいぜい100円程度です。

これが終身払いの生命保険や医療保険ですと、とてもそんな金額差では収まりません。学資保険では、契約者の年齢による保険料の差がとても緩やかなのです。

契約者の年齢が上がっても保険料はあまり上がらないのに、なぜ加入は早いほどよいのでしょうか?それは学資保険では、被保険者であるお子さまの年齢が上がるほど、保険料は上がり、返戻率は下がるからです。
学資保険は、生命保険や医療保険と違って、必要になる時期がはっきりしています。すなわち、お子さまが高校、大学等に進学するときです。つまり、ゴールが決まっていて、それまでに一定のお金を積み立てることになります。
そのため、遅くはじめるとその分、毎月払い込む保険料が増え、また、保険会社が保険料を運用する期間も短くなりますので返戻率も下がるのです。

返戻率が下がるということは、同じ満期金を受け取るために必要な保険料総額が上がるということです。

具体的には、300万円の満期保険金を受け取るのに、お子さまが0歳のときに加入した場合285万円かかり、5歳のときに加入した場合293万円かかるというイメージです。

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