2010年10月18日 18:00
三井住友海上のグループがペーパーレスでCSRを発表
大きな保険グループ企業
MS&ADインシュアランスグループが、Web上で「CSRレポート2010」を発行した。これは、以前まで冊子で発行していたCSRレポートを電子化してペーパーレスにするとともに、2009年度の取り組みもHPで公開するなど、より多くの情報を提供するためであるという。
MS&ADインシュアランスグループというと聞きなれない名前に感じるが、2010年4月1日に三井住友海上グループホールディングスとあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険が経営統合して始まったグループ。
10月1日に、あいおい損保とニッセイ同和損保が合併し、新たに「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」が誕生という運びとなっている。
保険収入は2兆5,000億円規模
2010のレポートではPDF形式のダイジェスト版も公開され、より分かりやすく見やすいように工夫もこらされている。
それによると2009年度の正味合計保険料収入は2兆5,190億円で、2008年度の2兆5,910億円をやや下回った。保険料の内訳は自動車保険がほぼ半数の1兆2,519億円で49.7%を占めた。
また経営理念には、「企業活動を通じて活力ある社会の発展」と、「地球の健やかな未来を支える」を掲げ、行動指針では「お客さま第一」「誠実」「プロフェッショナリズム」などを力強く訴えた。
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