くらし情報『【知って得する!保険の基本】保険金の相場』

2015年10月20日 00:00

【知って得する!保険の基本】保険金の相場

目次

・死亡保険の平均加入額は男性が約1,900万円、女性は約900万円
・実際の加入金額は希望している金額よりも少なめ
’死亡保険を選ぶ際に押さえておきたいポイント!’

死亡保険の加入金額(死亡時に支払われる保険金の額)と聞くと、何千万円といった高額な金額を想像される方も多いのではないでしょうか?日常会話のなかでも、他人の死亡保険の加入金額についてはなかなか質問することはできません。加入する時は個々のライフステージに応じた金額を計算する必要があるため、加入金額はさまざまですが、実際のところ、みなさんはどのぐらいの死亡保険に加入されているのでしょうか?

死亡保険の平均加入額は男性が約1,900万円、女性は約900万円

(公財)生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(平成25年度)」によると、死亡保険の加入金額の平均は男性で1,882万円、女性で876万円と、男性の方がかなり高めになっています。図1で、男女別の死亡保険の加入金額の分布を見てみましょう。


図1 男女別の死亡保険加入金額の分布【単位:%】
’男女別の死亡保険加入金額の分布の図’

(注)民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている何らかの生命保険に加入している人の普通死亡保険金額(個人年金保険の死亡保障部分、およびグループ保険、財形は除く)の平均。
資料:(公財)生命保険文化センター「生活保障に関する調査(平成25年度)」をもとに作成


男性の方が女性に比べると加入金額の平均額が高くなっていることは、加入金額の分布において、男性の方が高めの金額への分布が多くなっていることからもよみとれます。
次に、死亡保障として必要な金額は年代によって大きく異なりますので、図2に、年代別に見た加入金額の平均額を掲載します。

図2 年代別の死亡保険加入金額の平均額【単位:万円】
’年代別の死亡保険加入金額の平均額の図’

(注)民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている何らかの生命保険に加入している人の普通死亡保険金額(個人年金保険の死亡保障部分、およびグループ保険、財形は除く)の平均。
資料:(公財)生命保険文化センター「生活保障に関する調査(平成25年度)」をもとに作成


図2を見ますと、死亡保障が特に必要だとされている40歳代の男性の加入金額が最も高くなっています。また、30歳代・50歳代の男性の加入金額も平均よりも高くなっています。

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