くらし情報『「あ~!もう!」となったら “解決思考”で怒りのコントロール【アンガーマネジメントでもっと生きやすく!#6】』

「あ~!もう!」となったら “解決思考”で怒りのコントロール【アンガーマネジメントでもっと生きやすく!#6】

2018年2月21日 19:00
 

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アンガーマネジメントは怒りを消し去る魔法ではありません

「アンガーマネジメントを身につけると、怒りを感じなくなり、怒りから解放されるのでしょうか?」このような声を度々いただくことがあります。残念ながら、そんなことはありません。アンガーマネジメントは怒りを消し去る魔法のメソッドではないのです。以前の記事でもお伝えしましたが、怒りは自分の思い通りにならない時に抱く感情でもあります。「~あるべき」「~するべき」という言葉で表されるような、自分の願望や期待、または譲れない価値観がその通りにならない、守ってもらえない時に「えっ⁉何で!」と怒りが生じるのです。ただし、「~であるべき」「~であってほしい」と思っていたとしても、世の中の全ては自分の思い通りにはならないですよね。「どうして通勤電車はこんなに混んでるの⁉」「なぜ、私が休暇をとって出かけようという時に大雨が降るの⁉」「なぜあの人はあんな言い方しかできないのだろう。あの性格どうにかならないかな」こう思ったとしても、他者の性格や満員電車、そして天気は自分の力ではどうにもならないのはおわかりでしょう。にも関わらず、つい「なんでこうなの⁉」「なんとかならないのかな⁉」と思い続けると、必要以上に怒りを大きくし、ストレスも溜まってしまいます。

怒りを引き受けてコントロールする

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アンガーマネジメントは怒らなくなることが目的ではなく、怒りと上手く付き合うための心理トレーニングです。自分の思い通りにならないこと、自分の力ではどうにもならないことがある以上、そこから生じる怒りは引き受けなくてはならないのです。ただし、その怒りを必要以上に大きくし、振り回されない自分にはなれるのです。そのためには、過去や原因にとらわれる原因志向はなく、解決志向、つまり解決策や未来に目を向けて考え、行動できるようになりましょう。まずは、怒りを感じているその現状は、自分の力で変えられるのか、コントロールできるのかを見極めることから始めましょう。もし変えられない、コントロールできないと判断したのであれば、その現実は受け入れ、自分ができること、怒りを大きくしないために何ができるかを考え、そのための建設的な行動に意識を向けるのです。例えば…日々の通勤時の満員電車がイラッとする。けれど満員電車という状況は変えられないですよね。その満員電車でイライラしてもしょうがないので、気分転換になるような音楽を聴きながら通勤する、または時差出勤をしてみる。「上司が私に注意をするときの高圧的なものの言い方がイラつく!」けれど上司のものの言い方は変えられない…「何とかならいのかな、何でこの人が私の上司なの⁉異動すればいいのに!」そう思っても…何も変わらないうえに、ますます怒りは募るばかりです。であれば、「この言い方は変えられない、こういう言い方しかできないのだ」と見極め、注意された内容だけに意識を向け、大好きなペットの写真を見て気分転換をする…というように切り替えましょう。

“できる”ことに目を向けて怒りと上手に付き合う

また、「イライラする現状は変えられる!」と判断するのであれば、変えるための行動をすることに意識を向けましょう。後輩がミスを繰り返すのがイラッとする。けれどミスをしないようにするための指導をすれば、少し時間がかかるかもしれないけどなおるかも…と思うのであれば、どのように指導したらいいか、いつ、何から始めるのか、どのように伝えるのか…など、具体的な計画を立てて取り組みましょう。部屋が片付いていないのでイラッとする。けれどこの現状は私が行動することで変えられる!と思うのであれば、同じく計画を立て行動しましょう。週末ごとに2時間は片付ける時間をとって、何度かに分けて片付けよう。まずはクローゼットと本棚から…というように。「なんでこうなの!」「なぜ⁉」と思い続けても、「なんとかならないのかな」と思い続けても、何も変わらず怒りが増すばかりです。そんなことにならないよう、に「どうありたい?そのためには どうしたらいい?」と未来に目を向けましょう。自分の力では変えられない、コントロールできないことを受け入れるということは我慢することではないのです。自分の力ではコントロールできないものだと見極め、できることに目を向けることができた、ということであり、どうにもならないことへの怒りに振り回されなくなるということなのです。日本アンガーマネジメント協会 戸田久実

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