くらし情報『炎症がないのに痛みがある!? 「非びらん性胃食道逆流症」とは【消化器病専門医に聞く】』

2020年6月11日 13:00

炎症がないのに痛みがある!? 「非びらん性胃食道逆流症」とは【消化器病専門医に聞く】

目次

・食道は胃酸から自らを守れない
・「異常なし」でも胸やけが続く「非びらん性胃食道逆流症」が急増
・非びらん性は若い人、女性、やせ型、ストレスフルな人に多い
・聞き手によるまとめ
炎症がないのに痛みがある!? 「非びらん性胃食道逆流症」とは【消化器病専門医に聞く】

逆流性食道炎で悩む人がとても増えています。そこで、兵庫医科大学病院の副院長で消化器病指導医・専門医、内科指導医の三輪洋人(みわ・ひろと)医師に病状や原因について連載で詳しくお尋ねしています。

第1回の「太りぎみ、食べすぎ、猫背…逆流性食道炎の原因を消化器病専門医に聞く」の記事には、たくさんのアクセスがありました。読者の皆さんの関心の高さがわかります。

ひき続き今回は、近年、女性や若い人にとても増えているという「非びらん性胃食道逆流症」についてお話を聞きました。

三輪洋人医師

食道は胃酸から自らを守れない

——「逆流性食道炎」とは、胃から胃酸が食道へ逆流して激しい胸やけや胃痛が起こる症状とのことでした。食道には、胃のように粘液が分泌されて胃酸による炎症を防ぐといった働きはないのでしょうか。

三輪医師:はい、食道には胃酸から自らを守る働きがほとんどありません。食道にとっては胃酸が逆流して上がってくること自体、想定外なのです。そのため、食道の粘膜は胃酸にさらされると刺激を受けて、「びらん(ただれ)」や炎症が起こりやすくなるわけです。

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