くらし情報『「単純な労働力なんてこの世にはない」中園ミホが『ハケンの品格』にかける思い』

2020年6月17日 09:55

「単純な労働力なんてこの世にはない」中園ミホが『ハケンの品格』にかける思い

「がんばって生きていこう」と思えるドラマに

——前作が放送された2007年と今で変わったことって何でしょうか?

中園:やっぱり職場における非正規雇用労働者の割合が多くなりましたよね。それにもかかわらず待遇はよくなっていない。2007年当時よりもさらに厳しい状況です。

特に今はコロナ禍で家賃が払えない、ご飯が食べられない人がたくさんいるという状況を見ると、いろいろ考えさせられます。私は権力に怒りをぶつけるより、茶化(ちゃか)したりするのが好きなんだけど、あまりにも迷走しているなと。政治って大事だなとつくづく思いました。この国はなんだかんだ言われてもしっかりしていると思っていたけれど、泣いている人たちや、医療の現場で戦っている方たちの逼迫(ひっぱく)した声を聞くと、あなたたちも命がけでやってくださいよ!と叫びたくなります。

ただ、先ほども言った通り続編は新型コロナがない世界でスタートします。「こんな状況でなに能天気な話を書いているの?」って見えちゃうかもしれないけれど、ドラマでは「働くことは生きること」をテーマに正社員も派遣社員も同じ目的に向かっていけるだろうし、そこには人間同士の情も通うだろうし、愛情も芽生えるだろうっていう希望のもとに作っているドラマなのでそれは貫こうと思います。

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