くらし情報『美しい街と雨が容赦なく露わにする“若さ”の正体【レイニーデイ・イン・ニューヨーク】』

2020年7月4日 13:00

美しい街と雨が容赦なく露わにする“若さ”の正体【レイニーデイ・イン・ニューヨーク】

目次

・雨音に紛れて削げていく若さ
・私が見てほしい姿で私を眼差して
・それでも誰かの“特別”になりたくなるとき
美しい街と雨が容赦なく露わにする“若さ”の正体【レイニーデイ・イン・ニューヨーク】

雨のニューヨークを舞台に、モラトリアム真っ最中の大学生・ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とジャーナリスト志望のアシュレー(エル・ファニング)の週末を描いたウディ・アレン監督の最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が7月3日(金)から公開されました。

セントラル・パークやメトロポリタン美術館など、ニューヨークの美しい街並みを背景に、若い男女が織りなす“ロマンス”たっぷりのストーリーの魅力について、作家で社会学者の鈴木涼美(すずき・すずみ)さんに寄稿いただきました。

雨音に紛れて削げていく若さ

普段より少し視界が悪い雨の日は、何かとうまくいかないことが多い。視界も悪いし、普段なら気軽に行ける場所も遠く感じるし、髪も服もきまらないし、雑音に紛れて聞きたい音がよく聞こえないし、そもそも気分も少し曇りがちだ。ただ、余計なものが見えず聞こえないそんな日は、明るい晴天の下では目に入らないようなものが見えることもある。それが飾り気のない気持ちなのか、都合の悪い真実なのか、扱いに困る秘密なのかは、時と場合によるのだろうけど。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、いかにもウディ・アレンらしいクラシックなニューヨークの街を、時に土砂降りになる雨の中で堪能できる作品だ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.