
料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」の立ち上げメンバーで現在はコーポレートブランディング・編集担当本部長を務める小竹貴子(こたけ・たかこ)さんによる『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』(日経BP社)が5月28日に発売されました。
本書ではサラダから揚げ物まで7ジャンルの合計68品の料理を紹介。味付けの「丸暗記ポイント」や調味料はすべて「大さじ1」にするなど、これまで現在330万品掲載されているクックパッドの3レシピを誰よりも見てきた小竹さんが手抜きをしながらもおいしい料理ができるギリギリのラインを“仕組み化”しています。
前編に引き続き、後編では本書の内容をピックアップして、今日から実践できる「外食レベルのごはんになる」料理のコツについて小竹さんに伺いました。
サラダにはフルーツを入れてみる
——本書では最初にサラダが紹介されています。サラダに注目した理由は?
小竹貴子さん(以下、小竹):もともと野菜が好きなこともあり、サラダはとても大好き。最近そのような人は増えていると思います。おいしいサラダってお店で買うと高い。さらに自分でつくるとマンネリ化したり、ドレッシングも味が濃く野菜のおいしさを壊してしまいがち。
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