くらし情報『「3年働いたらいい人見つけて辞めよう」“スッチー”だった私が昭和おじさん社会について書いている理由』

2020年10月8日 20:00

「3年働いたらいい人見つけて辞めよう」“スッチー”だった私が昭和おじさん社会について書いている理由

長期雇用は制度ではなく経営哲学なのですが、確固たる信念もないままに「グローバルスタンダード」だの「日本型雇用システム脱却」だのと経営者が騒ぎ立てているとすればそれは「企業の自殺」と言っても言い過ぎではないと思います。

——長期雇用自体は問題ではないということですね。

河合:問題は長期雇用ではなく、長期雇用の利点を引き出す経営をしてこなかったことにあります。実は私がなぜこれほど長期雇用を強調するのかと言うと、新卒で入ったANAでその精神をたたき込まれたんです。

私がANAに入社したのはANAが国際線に出てイケイケの時で、JALに追いつけ追い越せと一番頑張っていた時代なんです。新人研修で「人を大切にすることがいかに企業にとって大事なことか」を耳にタコができるくらい聞かされましたし、仕事を通じても会社が従業員を大事に思っていることをひしひしと感じました。入社した当初は「3年働いたらいい人を見つけて結婚してさっさと辞めよう」と思っていた私が仕事をしていく中で自分の可能性をもっと広げたいと思ったのはANAでの生活があったからだと思います。

気象予報士になって始まった昭和おじさんとの戦い

——そのあと気象予報士になられたのは、どういう経緯だったのですか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.