2020年10月15日 20:00
「過ぎてみたら意外に乗り越えられた」喪主を2回、手術を1回やって分かったこと
その人が好きとか嫌いとか全然関係なくすごく疲れるので、立ち直りにすごい時間がかかる。それはやっぱり私の癖だと思うんですけど。
——自分の癖には大人になってから気づかれたんですか?
村井:そうですね。子供のときはそれが悪いことのように思っていたけど、大人になると別にいいやって開き直っちゃった感じですね。それでも30代くらいまでは頑張っていました。ちゃんと人付き合いができないとダメだと思っていました。でも、やっぱり人に会うと疲れるんですよね。
——開き直れたのは何かきっかけがあったのでしょうか?
村井:そんなこと気にしても仕方ないかって年齢と共に思えるようになった。もうこれは変わらないやって。逆に誰かに会うと決まれば、次の日は絶対疲れているので予定を入れないように調整しています。
——自分の癖や特性を知っておくのは大事ですね。無理に直そうとするのではなくて、もうこれで大人まできちゃったのだから、対処法を考えたほうが楽なのかなと大人になって気づきました。
村井:子供のときはどうしても対処法を考えるという発想には至らないですからね。だから開き直ることができたのは大人だからこそかもしれないですし、楽になりました。
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