くらし情報『「過ぎてみたら意外に乗り越えられた」喪主を2回、手術を1回やって分かったこと』

2020年10月15日 20:00

「過ぎてみたら意外に乗り越えられた」喪主を2回、手術を1回やって分かったこと

今、それを乗り越えて思うのは、別にマイナスな気持ちは全然ないんです。特に病気に関してはそうで、過ぎてみたら意外と乗り越えられたもんだねと。エッセイにも書きましたが、体力がついて活動範囲も広がり仕事の幅も広がりました。

『兄の終い』に書いたような兄の死後の片付けも周りからは「よくやったね」と言われるんですが、やっている本人は一生懸命だから分からないんです。それに意外に助けてくれる人がいる、というかかなりの人数の人が助けてくれたんです。冷たい社会と言われていてもこんなにも手を差し伸べてくれる人がいるんだって分かったのは大きかったです。

孤独死について聞かれることも多いのですが、個人的には孤独死に対して抵抗はなくなりました。『兄の終い』を読んでくれた人の中には「私も孤独死をしちゃうのかなと思って、自分の身の回りを片付けました」という感想をいただくこともあります。身の回りを片付けるのはすごく良いことだと思う一方で、別に一人で死んでも問題ないんじゃないかなって思うようになりました。人間はどこかで必ず死ぬし、必ず誰かの手を借りるものなのだからそこはお互いさまじゃないかっていう気持ちがすごく強いですね。

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