くらし情報『これからの社会に「行動する傍観者」が必要な理由【アルテイシア・太田啓子】』

2020年10月15日 14:45

これからの社会に「行動する傍観者」が必要な理由【アルテイシア・太田啓子】

「誰のおかげで飯が食えているんだ」といった発言はいまだに当たり前のようにある。意見が合わないときに「口答えをするな」夫が激昂するパターンも多いです。

アルテイシアさん(以下、アル):「口答えをする」と感じる時点で、すでに妻を対等な存在として見ていないですよね。

太田:離婚事件に関わっていると、世の中の性差別構造がそのまま家庭内にスライドしていることがよくわかりますよ。ミソジニー(女性嫌悪)的感性が炸裂しているというか……。

アル:そういう夫は、たとえ共稼ぎだとしても上からきますよね。「俺と同じだけ稼げるようになってから物を言え」「そうしたら育児も手伝ってやる」みたいな。

太田:男女平等参画白書を見ると、専業主婦の夫より、パートなどで働いている妻を持つ夫の方が家事育児に携わっている時間が短い、というありえない統計が出てきます。なぜなのか私にはわからないけれど、もしかすると専業主婦だと「家のことを全部任せている」ことで、妻に対して感謝の念が湧く、ということなんですかね。逆に妻が少しでも稼いでいると、同じ「稼ぎ」フィールドの中で、「俺の方がずっと稼いでいるんだから家のことは妻が多くやるべき」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.