2020年11月26日 19:45
貧困、予期せぬ妊娠…コロナ禍で負の影響を受ける世界の女の子たち【国際ガールズ・デー2020】
それはつまり、コロナの影響が女性と女の子に集中していることが明らかになり、レポートとしても出ているからですね。また、女性と女の子では性別は同じでも受けている影響に違いがあるので、別々に考えなくてはならない。
スプツニ子!:具体的にどのような結果が出ているのでしょうか。私のイメージですと、仕事をなくして貧困に陥ることや、家にいる時間が増えることで家庭内暴力が発生すること、あとは予期せぬ妊娠が増えること、などです。
大崎:まさにおっしゃる通りです。コロナによるロックダウンによって、基本的には家にいる時間が増えることと、学校が休校になること、この二点によって起こる負の影響は非常に大きい。
スプツニ子!:休校になると、教育を受けられなくなりますね。
大崎:スプツニ子!さんのご指摘の通り、調査の結果、家庭内の暴力、児童虐待や性暴力、性的な虐待が増加しています。また、外出ができないので暴力の被害にあったときや予期せぬ妊娠をしてしまったときにヘルスサービスにアクセスできない。やむをえず外出をすることになった際に、人が外に少ないせいで暴力を受けやすい状況になっているんです。
「教育を受けられない」
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