
このたび、日本能率協会総合研究所(略称:JMAR、日能総研)は、「テレワークにおけるコンプライアンス上の課題」を把握する目的で、週1回以上テレワークを実施したことのある1000人に調査を実施しました。調査の結果、約4割の人が「第三者(家族含む)がのぞき見できる環境」にもかかわらず、防止対策をとっていないことがわかりました。
テレワークをしている場所は「自宅」
まず、テレワークを実施している場所について聞くと、98.3%が「自宅」と回答。サテライトオフィスなどの自宅以外で実施しているのは1割にも満たないことがわかりました。
テレワークで使用している端末について聞くと、「会社貸与の端末を使用」が79.6%でした。
また、「会社から許可された、私物の端末を使用」が18.0%、「会社からの許可のない、私物の端末を使用」が8.0%、「インターネットカフェ等に設置してある端末を使用」が0.8%という結果になりました。
のぞき見防止対策「していない」が4割超
「テレワーク時における、のぞき見防止対策の実施状況」については「のぞき見防止対策をしていない」が43.7%という結果になりました。
…