くらし情報『世間が押し付ける“幸せモデル”に惑わされないで…山本文緒が7年ぶり新作で描きたかったもの』

2020年12月29日 15:00

世間が押し付ける“幸せモデル”に惑わされないで…山本文緒が7年ぶり新作で描きたかったもの

目次

・7年ぶりの新作、「共感」に挑戦したけれど…
・「幸せ」って言うけれど、それって誰の幸せ?
世間が押し付ける“幸せモデル”に惑わされないで…山本文緒が7年ぶり新作で描きたかったもの

作家の山本文緒(やまもと・ふみお)さんによる7年ぶりの新作小説『自転しながら公転する』(新潮社)が9月に発売されました。

主人公・都(みやこ)は母親の看病をするために東京から茨城・牛久の実家に呼び戻された32歳の女性。「自転しながら公転する」地球のように、家事と仕事、恋愛、親の看病で頭がぐるぐるして自分の幸せが分からなくなっていく都の姿を描いています。

7年ぶりの新作小説となる山本さんに話を伺いました。

7年ぶりの新作、「共感」に挑戦したけれど…

——『婦人公論』のインタビューで、これまでは読者に共感してもらいたいと思ったことがなかったけれど「『共感、受けて立とう』という思いで書きました」とお話しされていました。「共感」に挑戦されてみていかがでしたか?

山本文緒さん(以下、山本):確か本が出る前か出た直後か、まだ読者の方の感想をまったく読んでいないときにお話ししたことなのですが……。それまで私の小説では癖のある人物が多かったので、今回は同性に嫌われないような子を主人公にしたつもりだったんです。でもいざ本を出してみたら、都にイライラした読者が多かったようで驚きました。そして、私やっぱり「共感」

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