2020年12月27日 21:01
すぐ取り入れられる!「よい睡眠」のための4つの質問

日々の体調や仕事のパフォーマンスに大きく影響する「睡眠」ですが、睡眠に対する誤解や思い込みは意外に多いものです。そこで、よい睡眠を体感するためのヒントを睡眠行動科学研究の第一人者で、『1時間多く眠る! 睡眠負債解消法 日中の眠気は身体のSOS、能力を半減させている!』(さくら舎)の著者の岡島義(おかじま・いさ)さんに伺いました。第3回は、日々の生活の中ですぐに見直せる生活習慣について質問します。
岡島義さん(2019年9月撮影)
【質問1】照明を消して真っ暗にしたほうが熟睡できますか?
A:なるべく暗い部屋で寝ることをおすすめしますが、熟睡には寝る際の灯りの有無だけでなく、照明の種類や太陽の光も重要です。
灯りや光は、睡眠の質をあげるために欠かせない要素です。次のポイントを踏まえて生活習慣を見直しましょう。
1)朝起きたら30分以上、太陽の光を目に取り込む。
2)夜の照明は、蛍光灯(白色)ではなく白熱灯(オレンジ色)にする。
睡眠にもっとも重要なのは、起床後、なるべく早めに朝日を浴びることです。単に太陽の光に当たればいいわけではありません。太陽の光を視野に入れて30分以上、「目に光を取り込む」
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