くらし情報『私たちの中の“森さん的なもの”を問い直す 分断じゃない「多様性」の可能性【山口真由】』

2021年3月23日 20:00

私たちの中の“森さん的なもの”を問い直す 分断じゃない「多様性」の可能性【山口真由】

目次

・みんながそれぞれの場所で闘っている
・「いろんな家族のかたち」は大事だけれど…
・自分の中にある“森さん的なもの”
・向こう側から世界がどう見えるか
私たちの中の“森さん的なもの”を問い直す 分断じゃない「多様性」の可能性【山口真由】

信州大学特任准教授でニューヨーク州弁護士でもある山口真由(やまぐち・まゆ)さんによるエッセイ『「ふつうの家族」にさようなら』(KADOKAWA)が2月に発売されました。

多様な家族のかたちや生き方にスポットが当たりつつある現代で、ハーバード・ロー・スクールで家族法について学んだ山口さんが「そもそも家族って何だろう?」と考えた内容がつづられています。山口さんにお話を聞きました。前後編。

みんながそれぞれの場所で闘っている

——『「ふつうの家族」にさようなら』は山口さんが不妊治療クリニックで「卵巣年齢が50歳」と告げられたところからスタートします。この本を書いた経緯について教えてください。

山口真由さん(以下、山口):「家族」は長らく私が葛藤していたものでした。自分を育ててくれた「ふつうの家族」に感謝する反面、「ふつうの家族」を営んでいない今の自分を肯定したかった。でも、未婚で子供がいない今の自分を幸せと言い切ってしまうと、自分を育ててくれた家族はどうなのよ?と。その葛藤を解消したいという気持ちがずっとありました。

——書き上げてみていかがですか?最初はふつうの家族像に疑問を投げかけるところから始まって、だんだんと山口さん自身の考えも変わっていったのかなと思いました。

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