くらし情報『自分の不幸は蜜の味…私が「結婚できないんです」と言ってしまうとき【山口真由】』

2021年3月25日 20:00

自分の不幸は蜜の味…私が「結婚できないんです」と言ってしまうとき【山口真由】

目次

・“自己憐憫のエアポケット”に入ってしまう瞬間
・身近な他人に「結婚なんて古い」と言ってしまうとき
・自分の不幸は蜜の味
自分の不幸は蜜の味…私が「結婚できないんです」と言ってしまうとき【山口真由】

信州大学特任准教授でニューヨーク州弁護士でもある山口真由(やまぐち・まゆ)さんによるエッセイ『「ふつうの家族」にさようなら』(KADOKAWA)が2月に発売されました。

多様な家族のかたちや生き方にスポットが当たりつつある現代で、ハーバード・ロー・スクールで家族法について学んだ山口さんが「そもそも家族って何だろう?」と考えた内容がつづられています。山口さんにお話を聞きました。前後編。

“自己憐憫のエアポケット”に入ってしまう瞬間

——前編では「分断じゃない多様性の可能性」をテーマに伺いました。それで自分にも思い当たるなと思ったのですが、例えば地元に帰ったときに「私はあえて結婚を選ばないライフスタイルを選んでいる」とどこか気持ちよくなってしまっている自分がいるんです。

山口真由さん(以下、山口):それに自覚的なのって面白いですね。地元の「女性はなんだかんだ結婚するのが幸せ」という価値観が根強いところに帰るときに「私はこのくびきから放たれたから。私はパイオニアだから」って優劣をつけてしまうんですよね。

——そうなんです。

山口:私にもそういうところがあって。多くの人がまっとうに営んできた“スタンダード”に私たちは全員乗っかっているんですよね。

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